読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、水上颯さんの「頭を鍛える5つの習慣」という本がありました。その中で感じた思いや、勉強に役立ちそうな印象に残ったいくつかの言葉を、本日はお伝えしたいと思います。
<暗記の4ステップ>
本の中には、以下のステップが書かれていました。
1:覚える
2:短答問題に答えられる
3:記述問題に答えられる
4:人に教えられる
生徒によって、教科によって、このどの段階にいるのかは様々です。塾では、それぞれの生徒の状況に合わせて対応をしています。
受験生は、特に4番の「人に教えられる」レベルにまで到達している人も多くいます。得意な教科は、そうでない生徒に教える、逆に苦手な教科は教わる。この互いに刺激し合う関係性は、とても素晴らしいと感じています。
<スマホについては「手の届くところに置かない」が最適解>
保護者面談で良く話題にあがることの一つにスマホ問題があります。実用的な側面もありつつ、スマホを与えない方が良かったと思われる方もいらっしゃいました。例えば、ストップウォッチとして使用していると、途中でLineの通知がきて気になってしまう。例えば、部屋を覗くとスマホをいじっていることをよく見かける。
永遠のテーマとも言えますが、本の中では、勉強中は、「手に届くところに置かない」がベストであると書いてありました。私も同意見です。面談の場では、生徒に「勉強するときは、親にスマホを預けることが一番良い」と伝えています。単純ですが、一番効果があると考えます。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。