読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、古館伊知郎さんの「伝えるための準備学」という本がありました。
その中で感じた思いや、勉強に役立ちそうな印象に残ったいくつかの言葉を、本日はお伝えしたいと思います。
<最強の記憶術は「おもしろがること」>
人間は、楽しいことは長く記憶することができる。という経験は多くの方がお持ちだと思います。
この本の中にも、
「これは大事だ、覚えなくては!」と考えた時点で、脳は強迫的なストレスを感じ、拒否反応を起こす。「つまらない」と感じる。
という表現がありました。
ある生徒は、大河ドラマが大好きで、そこから社会の歴史について驚くほどの知識を私に披露することがありました。
また、別の生徒は、学校で行った理科の実験を、臨場感たっぷりに語っていました。
共通するのは、「おもしろがる」こと。
一方で、教える立場として、それができないから覚えられないという悩みも同時に出てきます。授業では、ただ教えるだけでなく、その知識に紐づく話も取り入れています。
生徒がより記憶に定着し成長できるように、我々講師もあらゆる知識を学習し、成長していきます。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。