元号が令和へと変わり、ゴールデンウィークが終わりました。学習だけでなく、部活やクラブ、旅行などたくさんのことが経験できたのではないでしょうか。
さて、今回はそんな連休中の出来事から一つお話し致します。
以前、私は他県に住んでおりそこで塾講師を長い間していました。
この連休中にその県へ行ったのですが、ふと立ち寄ったコンビニで昔の教え子と出会ったのです。教え子と言っても、もう10年以上の生徒ですから年齢は25歳くらいでしょう。
私は気づかなかったのですが、いきなり「先生!」と呼ばれて振り返ると教え子がいたのです。とても印象に残っていた生徒なので、すぐに誰なのかわかりました。
私が教えていた時の彼女の夢は「教師」になることでした。しかし、彼女の家は個人病院であり、そのためご両親はその子を「医者」にすることが既定路線でした。彼女はいつも自分の夢とご両親の期待との狭間で悩んでいました。
そして、現在の彼女は「教師」でした。
彼女は私が言った「自分が進みたい道を選びなさい。そうしないと、何か失敗したときに他人のせいにしてしまう。後悔するよ。だから、先生は何があっても応援する。」という言葉と、私がご両親を説得したことを今でも覚えていたのです。
現在、彼女はとても充実した毎日の中、教師をしています。
そして、進路に迷った生徒には私が彼女にしたようにしているそうです。
彼女にように自分の夢が必ず叶うとは言いません。しかし、夢を信じて頑張れば、光は見えてきます。
子ども達はみんな保護者様の期待や思いを感じています。みんな優しい子ども達です。我々学習塾BESの講師の役目は、そんな子供たちと保護者様をつなぎ、思いを共有できるようにすることなのでしょう。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。