学校から帰宅すると、まずテレビのスイッチを付ける、とりあえず携帯を見てしまう。
お子様のこのような行動について、悩みを持っている保護者の方は決して少なくないことと思います。
本日は、勉強の初動を滑らかにする方法について提案致します。
まず、なぜ学校から帰宅すると、テレビや携帯に向かうのでしょうか?
習慣になっている、楽しいことだからということが一つの要因でしょう。
では、勉強をするという選択肢を、お子様に持たせるにはどうすればいいのか?
それは、勉強が楽しい・達成感が心地よいという気持ちを持ってもらえばよいのです。
楽しいこと、嬉しいことは何事も率先してやりますよね。その楽しさ・嬉しさを持ってもらうために、勉強の習慣で大切なことは「分からない問題があったから、そこで勉強をやめることをしない」です。
勉強が分からなかったから、勉強を止める。そうすると、次にまた勉強をしようとした際に、勉強に対するネガティブな印象が強く残っているため、勉強に動き始める初動が遅れます。
普段の勉強について、勉強を終えるときは、必ず「わかった!」と達成感とすっきりした気持ちを持って終わらせることが大切です。
途中で分からない問題に出会うことは多々あります。調べて解決できれば一番良いですが、解決できない問題は、学校や友人、塾などで質問をしよう!と決め実行すれば、もやもやした気持ちでは終わりません。必ず最後は、問題が解けた!の状態ですっきり終わらせる習慣を身につけましょう。すると、また勉強を始める際、達成感や楽しさが気持ちとして残っているため、動き始めが滑らかになります。
勉強の初動を滑らかにするために、勉強の終わりを意識する。
勉強の工夫の提案です。