今週から分散登校ではありますが、学校が始まるところが増えてきました。
生徒達にとっては久しぶりの学校に、どこか新鮮さを感じたのではないのでしょうか。
そんな今日は、ある小学生の話をしようと思います。
その小学生はまだ3年生と、まだまだ小さい生徒です。
彼は正直勉強が好きとは思っていません。
また、3年生になる前の頃は小学校に行くのもイヤだとも言っていました。
そんな彼が今年の3月、コロナウイルスの影響による休校によって学校に行く必要が無くなったと聞いたとき、始めはとても喜んでいました。
しかし4月になる前の時期には学校が無い生活に退屈を覚えるようになり、ゴールデンウィークが終わってからは自ら学校に早く行きたいと言うようになりました。
今度BES塾に来る際には、久しぶりの学校はどうだったかと聞いてみるつもりです。
この休校期間の間、学校に対する心境が彼と似たようなものだった生徒は多いのではないでしょうか。
学校からの課題の中には、新学年の学習内容を一人で教科書を見て勉強するものもあったかと思います。
そこで、一人で勉強するという大変さを実感したことと思います。
普段の学校での授業はつまらない、先生の話を聞かなくても自分はできると思っていたけれど、いざ一人で勉強しようとしても理解できない、集中できない、はかどらない経験もあったでしょう。
これまで当たり前であった学校での授業が、本当に必要だったことだと肌で感じた生徒も多いと思います。
コロナウイルスを肯定するわけではありませんが、今回の休校という異例の事態は、日常のありがたさを再確認する良い機会であったと思います。
普段行くのも億劫だった自分の学校も、実はとても重要なんだと理解することは、今後の人生にきっと良い方向に影響すると思います。
また、日常のありがたさを再確認するのは生徒たちだけでなく、私達講師や大人もそうです。
毎日来ているBES塾生達が元気で無事に来るということにも、感謝しなければなりませんね。
今の休校期間も、きっともうすぐ終わって普段の学校生活が始まるようになります。
これまでの勉強の後れを一気に取り戻せるよう、BES塾講師達も全力でサポートしていきます!