明日から新学期が始まりますね。
新しい学年になってから始まる勉強に対しては、十分な準備をしておきたいところです。
しかし、新年度の学習について気を付けたいことがあります。
それは、今度から教科書が新しくなるということです。
これの何が問題になるかと言いますと、学習指導要領の変更によって教科書で学ぶ単元が変わります。
具体的に、新中学2年生の英語を例に話します。
新しい教科書では、be動詞の過去形や過去進行形、There is~, There are~の文を1年生の時点で学習します。
しかし、この単元は前の教科書ですと2年生に学ぶ内容です。
つまり今度から2年生になる生徒は、上記の単元が教科書の内容として学習していないのです。
本来であれば、1年生時点で補助教材として学校で行われています。
しかし、学校の授業進度が遅いとこれらの補助教材の単元まで手が回っていない場合もあります。
実際、BES塾生に聞いてみたところ、補助教材を行った中学校もあれば、全く行っていないところもありました。
また、補助教材を行ったところも、そこまでじっくりと学習したわけではなさそうな様子でした。
be動詞の過去形といった非常に重要な単元をじっくりやらない、または全くやらない状況で2年生の学習が始まるのはかなり危険です。
補助教材を行わなかった中学校では、2年生の最初で行うと信じたいところですが、そうすると授業の進捗が更に遅くなることは避けられません。
前述のBES塾生には全員平等な学習状況からスタートできるように、改めて一から学習をして対応しました。
折角の新学年、勉強はできるだけスムーズに進められるようにしたいものです。
BES塾では引き続き、こういったトラブルにも対応していきます!