県立高校入試まであと132日となりました。
私立高校の入試までは、学校にもよりますが、90日前後です。
今回は、中学3年生向けに、試験に受かるために知っておくべきことについて記します。
毎年、受験シーズンになると、
「応用問題の勉強がしたい」と暴走し始めてしまう生徒が複数名現れます。
こうした生徒は、上位校を狙っている生徒に特に多いです。
しかし、残念ながら、応用問題が解けるようになったとしても、試験に受かるとは限りません。
なぜなら、試験とは「基礎~標準レベルの問題での失点をいかに少なくするか」というゲームだからです。
ゲームのルールをわかっていない人が、ゲームで勝てるでしょうか?
試験に受かる人は、基礎~標準レベル問題を落としません。
その一方で、試験に落ちる人は、応用問題が解けても、基礎~標準レベル問題を落としてしまいます。
試験に対する考え方と勉強の仕方を間違えているからです。
応用問題が解けるかどうかは、合否にはあまり関係ありません。
基礎~標準レベルの問題を確実に拾うことです。
それを積み重ねていくだけで合格点に達します。
応用問題が解けるようになるための勉強も重要ですが、
基礎~標準レベルの問題を確実に解けるようにするための勉強はもっと重要なのです。
基本~標準レベルの問題を絶対に1問も落とさないという意識を持って勉強してください!