実は私は週に一回生徒になっています。
良い講師になるためには、生徒の気持ちが分からなくてはいけません。
それと、日々進化しなくてはいけません。
そういった意味合いも込めて、週一回で授業を受けています。
講師はDonald先生。
アメリカの超名門大学でMBAを取得され、
その後起業し、22ヵ国で会社を設立された元敏腕CEOだった方です。
この間まで、MBAで講師をしていたとのこと。
ちなみに、他の会社相手だと1時間のコンサル料が$1,000だそうです。
私は友人だということで、ペットボトルのお茶1本でマンツーマンで授業を受けさせて
もらっています。なんか、申し訳ないな。。。
(いや、こいつはお金が無いから無理だと思われているのだろうか)
テーマは経営や日本の教育についてです。
日本語でも理解するのに大変な内容ですが、それが英語となると
かなりハードな内容です。しかし、この授業が面白いのなんのって。
Donaldさんの授業は天衣無縫。一方的に聞くのではなく、ヒントを手掛かりにお互い考えあいながら
意見を言い合いながら授業を作り上げていくスタイル。
白熱して、ヒントから解を導き出して、それを応用して、違う道筋を見つけて。。。
?! 「どこかでこんな授業スタイルあったな」
うちの授業スタイルですね。
うちでは一歩的に授業は行わない。
なぜならば、「勉強=強いて勉めさせるもの」だから。
勉強は頭を固くする。自由な発想が出来なくなる。
これから重要になってくるのは、自由な発想が出来、やり抜くことが出来ること。
ただひたすら真似をして、良い点を取るなんていうのは発想が古いです。
うちではかなり自由に授業をおこなっています。教材も決まっていません。
必要に応じて、必要なものを用意する。あるいは、講師が即興でホワイトボードに
作り出す。生徒間で相談をさせる。勉強の方法について自ら考えだす。
その結果、他のどの塾より学力が上がっているというパラドックス。
強制より柔軟の方が強いです。柔よく剛を制す。
このことは学習という点についても当てはまりますね。
日々学習、日々成長、日々感謝。