先日の休み時間に生徒たちが次のようなことを言っていました。
「あの恋愛リアリーティーショーの番組に出ている、〇〇〇はとても性格悪いよね。あいつのSNSに文句でも書こうかな!」
私は、その話を聞いて「テレビ番組を本当に本物と思っている人がいるのだな。これは、まずいな。」と思いました。
1年ほど前でしょうか。ある恋愛リアリーティーショーの番組に出ていた女の子が誹謗中傷を受けて自殺してしまった事件は。
私は、それを思い出したので生徒に事実を伝えました。
「テレビ番組は、基本作られたものだよ。あのような番組では演技をしているんだ。だから、その俳優さんの本当の性格ではない。だから、SNSに文句を書きこむのは間違いだ。
これを聞いた生徒たちは驚いていました。演技ではないと思いこんでいたのですから、当然でしょう。
また、私は付け加えました。
「クイズ番組のそうだよ。あれも作られたものだよ。例えば、解答者が全員正解ばかりだったらつまらないよね。反対もそうだよね。だから、解答者は、どこで正解して間違うかは決められているんだ。」
SNSなどが発達する以前でしたら、こんな無粋なことを私は言わなかったでしょう。しかし、現在は手軽に人を傷つけてしまうことができてしまいます。しかも、それが、自分が真実をしらないことからくるものでしたら大変です。言われた方は、本当に傷つきます。顔が見えないネットの世界だからこそ、マナーが必要です。
学習塾BESでは、学習だけではなく、マナーにも厳しいです。ですから、このようなネットマナーもどんどん教えていきます!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!