暑い日が続いておりますが、生徒の皆さんは勉強に集中することができていますでしょうか?
特にお盆休み明けに実力テストを行った学校も多いと思いますが、そのテストの結果で受験する高校は大体決まってしまうと言っても過言ではありません。
さて、そんな時期まできてもイマイチ勉強に集中できない、勉強する意義を感じられないと考えている生徒さんも多いかもしれません。
実際、BES塾で行った二者面談で保護者様のお話を伺っていますと、中々家で勉強しないという悩みを抱えた方は多いようです。
しかし、闇雲に勉強を強制させても上手くいかないことが多いでしょう。
中学生は中学生なりに、自分なりの『勉強をする目的』が無い状態では勉強への意欲が湧かないものです。
そんな時には一度勉強から離れて、自分が行きたい高校や将来なりたい職業について調べてみるのはどうでしょうか?
夏休みの前半頃には多くの高校で学校見学が行われ、実際に足を運んだ生徒さんも多いと思います。
実際に行ってみて思っていたよりも良い学校だった、資料などからは分からなかった良いところを見つけたなど、直接行ってみて初めて感じたことも多かったことでしょう。
もちろん、期待が大きすぎたために思っていたよりも良くなかったという逆の感想を抱くケースもあるでしょう。
それでも、生徒たちに対して「学校見学に行った時間が無駄だったと思ったか」という質問をもししたとしたら、ほとんどの生徒は無駄ではないと答えるのではないでしょうか。
普段勉強をしない生徒さんも、高校や職業について調べてみるということは日頃行わない目新しい行為であり、また直接的に勉強するわけではないので抵抗感が少なくなりやすいです。
実際に調べ始めてみると、自分が考えていたよりも色々な高校や職業があり、その内容も多彩であることが分かります。
そこから行きたい高校、なりたい職業が見つかればそれが目標となり、目標達成に必要な点数や勉強量なども段々と明確になってきます。
こうなる前と後では、勉強に対する真剣さが全く変わってくるはずです。
勉強に身が入らないという生徒さんは、是非一度調べてみて下さい。
勉強時間を削ってでも自分にとって目的となる勉強の意義を見出すことができれば、それに見合うだけの成果がきっとあるはずです。