本を読んで印象に残った言葉たち<26>
読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、小川哲さんのの「君のクイズ」という本がありました。
感想を書いていきたいと思います。
この本は、本屋大賞にノミネートされており、話題になりました。
知っている方も多いかもしれません。
ジャンルを説明することは難しいのですが、ミステリー要素もあり、最近話題のクイズを題材にした小説です。
先生という職業病かもしれませんが、TVなどで良く見かけるクイズ番組には、知っている知識が出ていないか前のめりで見入ってしまいます。
この本に出会ったときも、クイズというワードに惹かれて購入しました。
クイズというジャンルはとても奥が深く、例えば、「~な魚介類は何?」と問題が出たとすると、「魚」というフレーズをあえて使用せずに魚介類という言葉を選んだことから、魚の種類が答えではなく、ホタテのような魚介類が選択肢になる。このように出題の一言一句にもヒントが隠れていることがあります。
この考え方を用いて、社会や理科のような一問一答の問題形式では、その問題に必ずキーワードが隠れており、そのキーワードと答えを結び付けて覚えることで、覚えやすくなるという勉強方法を生徒に伝えることもあります。
クイズが楽しいと感じる方は、読んで間違いがない本だと思います。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。