読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、井上貴博さんの「伝わるチカラ」という本がありました。
その中で感じた思いや、勉強に役立ちそうな印象に残ったいくつかの言葉を、本日はお伝えしたいと思います。
<重要なのは、「伝える」ことではなく、相手に「伝わる」かどうかなのです。>
この文章は、本の前置きの冒頭部分に書いてありました。一文字ひらがなが違うだけですが、意味はまるっきり変わります。お子様が友人に勉強で分からないところを教えるとき、自分の言葉で伝えようとしますが、中々伝わらないことがあります。それは、相手が分からない所を、こちら側が理解しなくてはいけないからです。相手が何を疑問としているのかが分かることで、より知識が深く理解できることと思います。
そして、この言葉は、我々教師側にも常に心の中に留めておくべき言葉だと感じました。自身が伝えたい言葉を、相手に伝わるように言い回しを考えることで、講師としての質をより高めていきたいと思います。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。