いよいよ夏休みに入りましたね。
受験生にとっては勝負の夏になるのはもちろんのこと、1・2年生にとっても学校に行かない日が続くわけですから、ここで勉強をするかしないかで大きな差を生みます。
暑さが厳しい日が続いていますが、BES塾でも夏期講習を行い、更なる学力アップを目指して頑張っています。
しかしこの大事な時期になっても、うちの子は中々勉強をしない、やる気スイッチが入らないと悩んでいる保護者様もおられるかもしれません。
あるいは、生徒自身がどうして勉強のやる気が出ないのだろうと、誰よりも悩んでいるのかもしれません。
そんな時には自分の持つ目標を、可能な限り具体的なところまで考えてみましょう。
まずは第1志望の学校の合格に必要な目安の点数を知ります。
偏差値による合格基準は調べればすぐわかりますが、具体的な点数に換算するのは意外と難しいかもしれません。
その際は遠慮なくBES塾へ相談してください。
次に現時点での自分のテストの点数(ここでは定期テストではなく、実力テストの点数で考えてください)を調べます。
そしてその2つの点数の差がどれくらいで、合格まであと何点必要になるのかを計算しましょう。
意外とここまでの計算も、一度も調べたことがないという方もおられたりするのものです。
まだこれで終わりではありません。
次はその必要な点数を、どの教科で伸ばせるかを調べます。
例えば得意教科で80点取っているとすると、そこからの伸びしろを作るのは難しいです。
逆に苦手な教科で現状30点しか取れていない場合でも、50点くらいまでは苦手な教科でも頑張れば届くのではないだろうか、という風に考えていきます。
そうすると、自分はどの教科をどのくらい頑張る必要があるのかというものがハッキリと数字で見えてきます。
可能であれば、その教科のどの単元で点数が伸ばせそうかというところまで自己分析できれば、より自分がやるべき勉強の場所が分かるようになります。
人間は目標が曖昧なままだとやる気が出ないことが多いです。
逆に目標がハッキリすれば、自分が勉強する意味を見出すことができ、集中してより効率的に勉強することができます。
もし勉強するやる気が出ないという方は、是非試してみてください。