先生としてとても嬉しい出来事の一つに、テストや入試の後、生徒から「先生があの時話していた、あの問題が出ました!出来ました!」と言われたときの喜びがあります。
日々授業の質を高めるとともに、その授業の大切な部分・ワード・知識を生徒自身が記憶できるよう我々は工夫をしています。
今回は、「キーワードを覚える」勉強法を書いていきます。
一回の授業では、様々な問題に触れますが、その中でも特に大切な知識はあります。
私は、授業の最後や、生徒との対話の中で、
「今日勉強したことは、未来形のwillだね。しっかり覚えておこう。」
「まずは、be動詞と一般動詞があることを覚えておこう。」
と、新聞の小見出しのように短いキーワードを伝えます。そして、その次の授業の最初の復習として、「前回覚えたことは、なんだったかな?」と発問を促します。
その日に一番のポイントを覚えて授業を終える。多くの問題を解く中で、パターンはそこまで多くはありません。一回の授業で3つ前後です。そのキーワードをしっかり覚えましょう。もっと覚えられる場合は、その力を活かしてください。
より記憶にとどめるためのおすすめは、このことを帰りの車の中で親御さんに伝えたり、次の日友達に話したりしてみることです。人に話すことは、自分自身の知識の整理にもつながります。
何が大切なことなのか、覚えるべきキーワードを自身で考えることで、知識がより深くなります。生徒の中には、先生が問題の解説をした後で「つまり、~ということですか?」と先生の言葉を自分の言葉に置き換えて確認をしてきます。これもとても良い行動です。
生徒が喜び、我々も一緒に喜ぶことが出来るよう、日々成長をしていきたいと思います。