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試験勉強の基本@BES塾 下妻 八千代 研究学園 筑西明野校

最近、受験生(特に高校生・既卒生)から勉強方法についての相談を受ける機会が非常に多いです。

そこで、今回は試験勉強の基本について記したいと思います。

 

これから記す内容は、試験に強い人は当たり前のようにやっていることです。

反対に、試験に弱い・成績が良くない人はこれが出来ていません。

 

地味な方法ですが、他に方法はないと思います。

(これ以上に良い方法を知っている方がいたらぜひ教えてください!)

 

さて、試験勉強の基本は、使用すると決めたテキスト・問題集を何周も回し、

学習内容が反射的に頭に思い浮かぶレベルまで持っていくことです。

 

色々なテキスト・問題集に手を出し、

表面的な知識をなぞっているだけではなかなか成績は伸びていきません。

必ず1冊を完璧にしてから、次へ進むようにしましょう。

 

反射的に頭に思い浮かぶレベル」というのは非常に重要です。

大多数の人は、「そんなに覚えられない」「それは先生だから出来る方法だ」等の言い訳をして、

このレベルまで持っていこうとしません。(成績が良くない人は、頭を使うことを避けたがる傾向が非常に強いです。)

 

たいていの場合、その時点で勝負は決まってしまいます

何かと理由をつけてやろうとしない人は、残念ながら成績はあまり伸びません。

逆に言うと、言われた通りにストイックに取り組むだけで、周りに差をつけることが出来ます。

 

具体的な進め方を説明していきます。

 

テキストも問題集も1周目は出来るだけ短期間で終わらせましょう。

テキストを読む場合であれば、細かいところに拘泥せず、

一気に読み切って全体像をざっくりと頭の中に叩き込んでしまいましょう。

細かい内容を頭に入れるのは2周目以降にして下さい。

 

1周目で全てを頭に入れようとか、全てを理解しようなどと思わないようにして下さい。

あなたがよほどの天才でない限り、それは不可能です。

 

2周目以降は、内容のアウトプットと意識しながら読みましょう。

書いてある文字を目で追っているだけではあまり意味がありません。

頭を使っていませんから、ただの自己満足に終わってしまうことが多いです。

テキストに書いてあることを自分で説明出来るようにしましょう。

説明するのは1,2ページ単位で構いません。説明が出来る=内容を完全に理解しているということです。

 

問題集を進める場合は、わからない問題に必要以上に時間をかけないようにしましょう。

考えてもわからない問題は、解答を見て内容を理解した上で暗記し、自力で解答を再現する努力をして下さい。

1周目で完璧に出来るようになる必要はありません。

テキストの場合と同じく、細かい内容は2周目以降で頭に入れていきます。

2周目以降は、確実に根拠を持って反射的に答えられるものを除外して回していきます。

ですから、1周するのにかかる時間は、回数を重ねるごとに短くなっていきます。

また、回数を重ねるごとの内容への理解が深まっていきますから、

進めること自体も楽になっていきます。

 

長くなってしまいそうなので、この辺りで終わりにします。

何かありましたら、直接質問して下さい。

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