学校や塾の授業を最大限活用するためには、「聞く力」が大切です。
一言で「聞く力」と言っても、方法や効果は様々ありますが、その中でもすぐに使える心構えをいくつかお伝えしたいと思います。
①質問を前提に聞く
一回の授業の中で、すべてを理解できる人はこの話は読み飛ばして問題ありません。一方で、私を含む多くの方は、一度で理解することは難しいことと感じているはずです。
その中で、理解を深めるための心構えとして「質問を前提に聞く」ことが大切になります。
方法は簡単です。
授業の中で、分からないこと・疑問に思うことをメモや頭の中に留めておくのです。それを、先生が一通り解説をした後に、質問をしてください。
たったこれだけのことですが、効果は抜群です。
質問を用意する→質問をするために理解できることと理解できないことを区別する必要がある→より真剣に聞く
さらに、質問をすることで、分からなかったことを理解できるのですから、まさに一石二鳥なのです。
②人に説明することを前提に聞く
もう一つの心構えは、「人に説明することを前提に聞く」ことです。
人に説明すると聞くと、発表のようなとてもハードルが高いことのように思われる方もいますが、友人や家族との会話の延長線上と考えてください。
人に説明をするためには、自身が理解していないと説明できません。そのために、より真剣に聞くのです。
読書をする際にも、「後で感想を誰かに話す」ということを前提にすると、より深く読み込むことが出来ます。
以上のように、心構え一つで授業の効果が高まります。
是非、試してみてください。