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本を読んで印象に残った言葉たち<1>@BES塾 下妻 八千代 研究学園 筑西明野校

今この時期だからこそ、本を読む機会が増えている方も多いのではないでしょうか。

 

私もその一人ですが、最近読んだ本の中で、佐藤一斎の「言志四録」という本がありました。

自分を高めていくための本として紹介されていたこの本を読み終わり、勉強に役立ちそうな印象に残ったいくつかの言葉を、本日はお伝えしたいと思います。

 

 

<学問をするには、志を立て、これを達成するためには心を奮い立たせることが大事である。しかも、その志は人からいわれてやるのではなく、自分の本心から出たものでなければならない。>

 

「なぜ勉強をするのか?」この問いに対して、より具体的に、または明確に答えられるか否かで、勉強の量・質、共に変わってくるのだと思います。

 

・目の前の目標を立てる人

・~になりたい。と将来の夢について考える人

 

そのより強い思いが、勉強に対しての志につながります。

是非、この時期に考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

<真の大志ある者は、小さな事柄もおろそかにしないでよく勤め、真に遠大な志のある者は、些細なことでもゆるがせにしない。>

 

現代の言葉では、「凡事徹底」という言葉があります。

 

・宿題をしっかりとやる

・挨拶をきちんとする

・約束は守る

 

その一つ一つをしっかりと行う積み重ねを経験することで、理解力の向上・暗記力の向上につながると私は思います。

 

 

<いまどきの人は、口を開けば忙しいという。しかし、実際に必要なことをしているのは、十の中の一か二である。>

 

この言葉を、勉強のやり方に焦点をあてて考えてみると、「成績が向上するための最短の方法を考える」と捉えることが出来ます。

 

例えば、

 

・出来る問題ではなく、まったく出来ない問題でもなく、今復習すれば出来そうな問題を出来るようにする

 

出来る問題はすでに点数に結びついています。まったくできない問題は、もう少し力がついてから取り掛かるべきです。手が届く、すぐに点数に結びつきそうな、間違っていた問題を勉強することが、成績向上の最短ルートではないでしょうか。

 

 

まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。

お子様も他の皆様も、このGWに積み上げられた未読の本や、新たな本にチャレンジしてみてください。

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