前回に引き続き、苫米地英人の「アウトプット大全」という本を読んだ中で、印象に残ったいくつかの言葉を、お伝えしたいと思います。
<「ワクワクするほう」を「5秒で」選ぶ>
決断がすぐにできずに迷ってしまう。自分は優柔不断だ。
これは、勉強の様々な場面でも出てきます。
例えば、どの教科から手を付ければよいか、迷って時間ばかりがすぎてしまう。
こんな時は、その迷っている時間がもったいないですよね。
「ワクワクするほう」を「5秒で」選ぶという判断基準を一つ持っておくことで、時間の効率化と決断力がつきます。
最初は、エンジンがかかる好きな教科から勉強する。もちろん、苦手な教科を先に片付けたいと判断基準を持つ方もいるかもしれません。
まずは判断基準を明確にすることが大切です。
他にも、テスト中でこんなこともおこりえます。
解いた答えが合っているか決断ができず、時間をとられてしまい、後半の問題の時間が無くなってしまう。
ペースを乱されてしまい、点数が下がってしまう方もいると思います。
解く時間が無くなってしまうことは、何としても避けたいところです。
そんなときも、自身で判断基準を明確にしておくことが大切です。
「難しいと判断したら、いったん飛ばして、時間が余ったら戻って来る。」
「迷ったら、最初に思いついた方を優先する。」
結果として、戻ってこられないかもしれません。また、迷った方が正解のときもあります。
しかし大事なことは、ペースを乱されないように、問題をすべて解き終わることです。
受験生は、過去問を解くことが多くなる季節になりました。
そんな方へ、勉強のコツの提案です。