下妻第一高等学校、および附属中の塾対象説明会に参加してきました。
これまで毎年、何年もこちらの説明会には参加させて頂いていたのですが、今回の説明会は今までのものとは全く違う、新しい風を感じました。
というのも、今年度から校長先生が新しい方に替わったことが大きな要因です。
今年度からの校長先生は生井秀一先生です。
この方は茨城県主催の民間校長公募という、茨城県の教育改革の一環として行われたプロジェクトで採用された経緯があります。
生井先生は花王の部長職を勤めていたという凄い経歴の方で、Wikipediaに個人記事があるほどです。
その経験を活かした視点で、アントレプレナーシップを持った人材の育成に力を入れています。
アントレプレナーシップとは企業家的リーダーシップのことで、チャレンジ精神や創造力、探求心や判断・実行力などに優れた人材のことです。
補足しますと、下妻一高が企業家育成の方針に変わったわけではなく、今後の社会で活躍していく上で必要なものとしてアントレプレナーシップを挙げ、その能力の育成により力を入れていくという意味です。
説明会の最初に生井校長自らがこれからの下妻一高の展望についてお話をされました。
それが去年までの説明会の内容から大きく様変わりしていて驚きました。
3C分析、STP分析、PEST分析、エフェクチュエーションといった、まるでビジネスマン向けのセミナーで話すような内容もありました。
大企業の部長職ならではの目線で下妻一高を分析し、下妻一高をより素晴らしい学校にしていきたいという熱意が伝わってきました。
ここまでの話を聞くと、下妻一高が変わり過ぎてしまうのではないかと心配する方もいるかもしれません。
実際に下妻一高は創立127年という歴史ある高校で、古い伝統を守り続けています。
その点はもちろん生井校長も分かっており、今までの伝統とこれからの革新の両立を目指していくとのことです。
実際に国公立合格100名以上合格の記録を未だに途切れさせていませんし、また附属中生は英語プレゼンテーションフォーラム県大会(2024/8/21実施)にて、2位に当たる茨城県議会議長賞を獲得し、公立中学校の中では1位の成績でした。
この調子で下妻一高・附属中生にはどんどん活躍してほしいですね。
そんな下妻一高は今年度からYouTube、X(旧twitter)、Instagramの公式アカウントを設立し、SNSでの発信にも力を入れていくようです。
興味がある方、入学を目指している方はぜひチェックしてみてください。