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ローマ字表記統一は可能?@BES塾 下妻 八千代 研究学園 筑西明野校

皆さんは英語の勉強があまりに大変で、こう思ったことはないでしょうか。

 

「世界で使う言語が1つだったらいいのに」

 

なんなら、世の中に日本語だけあればいいのにと思ったこともあるかもしれません。

 

確かにそうなれば私たち日本人にとってとても助かりますが、そうなるのは想像以上に大変なことです。

 

 

少し話が変わりますが、6月20日に文化庁が「ローマ字表記はヘボン式を基本とする」という答申素案をまとめました。

 

ローマ字には訓令式とヘボン式があり、訓令式はsi, ti, huなどと書き、ヘボン式はshi, chi, fuなどで書きます。

 

小学校では習得がしやすい訓令式で学ぶことがほとんどですが、中学校から急にローマ字のルールが変わって不思議に思った人も多いのではないでしょうか。

 

ヘボン式の方が英語などの発音に忠実であるため、英語を本格的に学ぶ中学校からヘボン式表記で書いていきます。

 

とはいっても訓令式も覚えやすいという他に、パソコンのタイピングなどでも入力しやすいというメリットがあります。

 

 

皆さんはこのローマ字の表記統一がスムーズに受け入れられると思うでしょうか。

 

私個人の意見としては、想像以上に難しいと考えています。

 

既に世の中にあふれているローマ字や、小学生向けのテキストなどを簡単にヘボン式に統一できるでしょうか。

 

一から作り直さなければならないものもあり、すぐに作り直せるものは多くないのではないでしょうか。

 

また今回のニュースの中の一般市民の意見として、「訓令式しか使わない」「日本人が外国人向けのヘボン式に合わせる必要性を感じない」といったものが見られました。

 

そういった方たちを納得させるのも簡単ではないでしょう。

 

 

日本語の中の一部であるローマ字を、一部変更するというだけでも、言語の常識を統一するというのが難しいことが想像できると思います。

 

ならば言語がまったく違う、文化や国民性も異なる他国の言語を統一するなど、夢のまた夢と言えるでしょう。

 

今から100年以上前に、国際補助語としてエスペラント語というものが作られましたが、それすらも一般的に知れ渡っていないことからも言語統一の難しさがわかります。

 

英語を学ぶのは大変ですが、周りが変わるのを待っていては成長できません。

 

地道でも、少しずつ英語を勉強しましょう。

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