夏休みが始まった学校が多く、学習塾BESでは夏期講習が始まっています。お暑い中、参加している生徒の皆様、ご送迎やお昼ご飯の準備などをして下さっている保護者の皆様方には感謝申し上げます。
さて、今回は「作文」の書き方です。夏休みになると必ず課題として出されるのが「作文」です。今年はコロナの影響があり、夏休みが短いためか、ほとんどの学校では1つのみ書くというのが多いようです。
それでも、作文を書くということは大変ですね。特に小学生の生徒さんの場合、結局は保護者の方が書いたというのが多いですよね。もはや、何のための宿題なのかわかりません。個人的には、どうして、そこまで作文を書かせたいのかわかりません。
それでは、作文の「書き方」です。最も多い読書感想文を例にお伝えします。
とにかく一番多いのが「字数が埋まらない=書くことがわからない」ですね。これには以下のように考えましょう。
① 本の中で「おもしろかった場面」を4~5個取り上げる。
② それぞれに、どんなところが自分的にはおもしろかったかを書く。(場面を説明することを忘れずに!)
③ ②の理由を書く。
④ もし自分が、その時の登場人物だったらどう思うか、どうするかを書く。
(登場人物と違う行動や考えを書くのも良いですね)
*おもしろかったところが挙げられない時は、つまらなかったところを書くのもありです。感想文だからです。
⑤最後にまとめとして、この本をもう一度読みたいか、人に薦めたいかを書く。
以上です。よくある失敗として本のあらすじを書いてしまうパターンがあります。また、本の後ろに載っている解説文を丸写しするパターンもあります。あらすじは感想ではないですし、解説文を写すとすぐにわかります。(学生が書ける文ではないですから)
どうでしょうか。これらのことを考えて書けば原稿用紙4~5枚はすぐに書けます。ぜひとも頑張ってください!
今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。