読書は、たくさんの知識や筆者の体験、夢の世界を短時間で触れることが出来る、とても楽しいものであると私は考えています。皆さんは、最近本を読む機会はいかがでしょうか?
最近読んだ本の中で、水上颯さんの「頭を鍛える5つの習慣」という本がありました。その中で感じた思いや、勉強に役立ちそうな印象に残ったいくつかの言葉を、本日はお伝えしたいと思います。
<「見たことあるのに解けない・・・」が一番キツい>
入試直前になると、過去問やこれまでの総復習プリントなど多くの問題に触れることになります。その中で、「この問題見たことある!けど思い出せない!」という経験をした方は、決して少なくないと思います。
本の中では、入試本番でこのケースになるとダメージが大きいと書いてありました。
入試までの追い込み時期、「見たことがある問題はしっかりと解ける」という状態に持って行くための復習はとても大切だと私も考えます。
<「この問題が解けなかったのは、○○の理解が甘いからだな」・「ここでケアレスミスしたのは、時間配分がまずかったからだな」と細かく分析する>
学校での実力テストや、塾での模擬試験を解いた後の復習はとても大切です。特に、なぜミスをしたのか?という分析をすること。生徒と話をしていると、「ケアレスミスだった」という表現をよく耳にします。私の中では、ケアレスミスというのは何か原因があってミスをしている、その原因を潰すまでが復習だと考えています。ケアレスミスだったで終わりにするのではなく、原因を探ることで、点数が増えていく。この大切さに多くの方が共感して頂ければ幸いです。
まだまだ伝えたい言葉が多い本です。またの機会にお伝えしたいと思います。