各地で桜が見られる時期になりました。
日本人で良かったという思いと共に、私たちBES塾講師にとっては新年度が始まる生徒への思いを馳せる時期でもあります。
また中学3年生になる生徒にとっては、高校入試を控えた受験生になるので、気持ちを新たに頑張る大切な1年になります。
さて、BES塾の生徒の中で今度から3年生になる生徒の中で、志望校を固め、勉強を頑張り始めた生徒が出てきました。
その生徒は3月初めの頃は志望校が定まっていませんでした。
候補で考えていた高校も、現状の偏差値よりも低い高校の名前を出し、その高校を選んだ理由も「普通科ではないから」という漠然とした理由でした。
将来の夢も特に無く、進学・就職の観点から高校を選ぶこともできませんでした。
その後の定期面談にて保護者様と進路先について話をしたところ、「進路についてBES塾の先生の方からじっくりと話をしてほしい」というご要望がありました。
面談の後日、その生徒と約1時間みっちりと高校について話をしました。
色々な高校のパンフレットを見せ、高校の特徴や、合格に必要な点数どれくらいか、
時には高校の先、就職や仕事についての話も交えました。
色々な話をして目移りしたり、悩んだりして、その日の内には結論が出ませんでしたが、
次の授業日に来塾した時には「この高校を目指します!」とハッキリ宣言してくれました。
その高校は工業系の高校で本人の興味にも合っており、必要な点数も現状からあともう一伸びすれば届くくらいの、目標としては丁度良い高校でした。
勉強に限った話ではありませんが、何かを成し遂げるには目標は無いよりあった方が良いです。
それが適切に設定された目標ならば、勉強への意欲の差はより顕著なものになります。
高校選びというのは本当に悩む話です。
生徒本人からすれば、まだ中学生で将来に関係する話を決めろと言われても困る話ですし、
親の立場からすれば高校やその先のことを考え、少しでも良い環境に行けるように頭を悩ませることになります。
そんなときはBES塾の講師陣に遠慮なく相談して頂ければと思います。
塾は勉強を教えるだけでなく、その先のことや、礼儀など勉強以外の大切なことも教えることも仕事です。
進路相談についても、BES塾で少しでも力になれれば幸いです。