この時期では県立入試で受験する高校の願書を提出する頃です。
多くの中学校では学校で行われる三者面談で志願先を決定することと思います。
しかし、ここで気を付けてほしいことがあります。
過去BES塾で行った定期面談において、学校での面談についてお話を聞くと、以下のような意見が多くありました。
志望校の必要点数のボーダー付近の学力の生徒さんは、志願先の変更を勧められたというものです。
全ての学校の先生がそう言ってくるわけではありませんが、かなりの頻度で言われるようです。
そしてこの言葉を真に受けて、第1志望よりもランクを下げて願書を出してしまうケースもありました。
個人的には、これはお勧めしていません。
1つめの理由として、志願先を変更すると勉強に身が入らないようになる可能性があります。
学校のランクを下げたから合格は余裕と考え、受験を目前にして勉強しなくなるケースがあります。
そうなると、高校に入学してからの勉強のモチベーションにも関わってきてしまうでしょう。
2つめの理由は、自分が第1志望で願書を出すことで1次の倍率を上げることができるからです。
これは、同じ高校を受験するライバルに対して「今年は倍率が高いから諦めよう」という気持ちにさせる可能性が高くなります。
これに成功すれば、ライバルの数を少しでも減らすことができるからです。
自分の人生に関わる受験ですから、合格できるところにしたいという気持ちは当然のことです。
しかし、志願先変更期間というタイミングを残したまま第1志望の高校を諦めてしまうのは勿体ないです。
1次募集の倍率が出るまでは、決して諦めないようにしましょう。
自分の行きたい高校に行けるように、最後まで頑張っていきましょう!