勉強嫌いという言葉はよく耳にしますが、ゲーム嫌いという言葉はあまり耳にしません。ゲームをすることの有無については賛否ありますが、勉強に支障をきたすゲームのあり方については、何とかしたいと思われる方も多いと思います。本日は、このゲーム嫌いについて考えてみます。
ゲームをするうえでは、まず親子間でルールを決めることは大切です。しかし、それを守らないお子様もいる現実があります。最初のルールの際に、そのルールが守らなければ・・・とさらにルールを作ることは良いことです。さらに、それでもルールを無視してしまうとき、最終手段の一つとして、ゲームを少なくとも飽きてもらうことが出来れば、良い方向に向かうかもしれません。
話を一度勉強嫌いに戻します。
勉強が嫌いになってしまう言葉の代表例は、
「今日は、いつ勉強やるの?」
「勉強は出来るようになった?」
「どこまで出来たの?見せなさい。」
子どもの行動が見えないが故に、声掛けだけでもという親心からくる言葉ですよね。一方で、子供の返事の例としては、
「今やろうと思ったところだよ。」
「今難しいところをやっているんだ。」
「見せたくない。」
のように、ネガティブな反応が返ってくることも少なくないと思います。
では、これをゲームに当てはめてみましょう。
「今日、ゲームはいつやるの?」
「ゲームは出来るようになった?」
「ゲームはどこまで出来るようになったの?私にもやらせて。」
これを必要以上にお子様に伝えることで、ゲーム熱が冷める可能性があるかもしれません。
子供よりうまく大人がゲームを立ち回ることで、飽きがくるかもしれません。
塾では、ご家庭での勉強で誘惑が多い際は、自習を勧めています。塾では、ゲームもなければ、誘惑もない。ただ勉強があるのみ。ゲームと切っても切り離せないときは、塾がある日は毎日勉強に来る生徒もいます。
何事もバランスは大切です。そのバランスが崩れた際は、塾にいつでもご相談下さい。