BES塾に通っている生徒S君との話です。
テスト対策でS君は、オレンジのペンで自分のプリントへの書き込みをしていました。私は、なぜ鉛筆やシャーペンで書かないのだろう?と気になり、質問。すると、
「オレンジのペンで書くと、後で赤いシートで隠しながら勉強するときに見えなくなるので、便利だからそうしています。」
と返事がきました。
私は、プリントを印刷しようか?という声掛けをしようとしていましたが、S君は、今あるプリントで繰り返し勉強できる工夫をしていたのです。
黒の鉛筆で書くという概念を覆すような工夫に、私はとても驚きました。と共に、S君の勉強方法の工夫にとても感心したのです。
勉強方法の工夫一つで、効率がグッと上がることは間違いありません。我々も、生徒それぞれに合った勉強方法を日々探し、提案・実践させています。テストの成果につながるような勉強方法の工夫という+αを、皆さんも探し求めていくことをお勧めします。
最後に一つ、この記事を読んでいる方へ提案です。
わからない問題がわかった!そう思ったときは、一言でいいです。何がわからなかったのか?また、何がわかったのか?どうわかったのか?のメモをとりましょう。人は忘れる生き物です。忘れるから、繰り返し反復して深く理解していくのです。そのメモを見ることで、知識の定着をはかることができます。自分の言葉で一言メモ。是非実践してみてください。