今年も残り1ヶ月になりました。
大変だったこの1年も、もうすぐ終わりを迎えようとしています。
学校によっては、この年末に定期テストを行うところも多いでしょう。
定期テストといえば、大体の学校では問題集ワークの提出があります。
今回はそんな学校のワークについてです。
BES塾では定期テストの2週間前になると、テスト対策期間となっていつも以上に多くの生徒が足を運ぶようになります。
その生徒の中で、テスト10日前の時点で既に全教科のワーク提出分を終えていた女子生徒がいました。
彼女は2年生になってから勉強のスイッチが入り、2年生になってから点数が合計100点近くアップした生徒です。
約1週間後にテストを控えるこの生徒は、今もやる気を落とすことなく勉強に取り組んでいます。
学校のワークを提出分まで仕上げるというのは、中々大変なことです。
保護者の皆さまも、ご自分の学生時代の頃を思い返せることかと思います。
そのせいか、提出分までワークを終えた時点で、「自分はたくさん勉強した!」と思ってしまうのです。
しかし、ここで考えてみて下さい。
ワークを提出範囲まで終わらせるということは、学校で決められたことであり大半の生徒が守るものです。
つまり、これだけでは他のライバルに差を付けることができないのです。
勉強のやる気が低下する一因として、自分はこんなに頑張っているのに順位が思うように上がらない、と感じてしまうことがあります。
こう感じる生徒は、多くの場合で提出課題など他の生徒もやっている分の勉強で止まっています。
本気で順位を上げるなら、提出分を済ませるだけで満足せず、解き直しをしたり別のプリントを解いたりすることで初めて差を付けることができるのです。
これらのことは、正直に言って簡単なことではありません。
しかし簡単でないからこそ、他の人が中々やらないところまでやることで、ライバルの上を行くことができるのです。
テスト勉強の際にイマイチ目標が定まらないという方がいましたら、学校のワークをテスト1週間前くらいまでに終わらせるということを目標にしてみるのはいかがでしょうか。