受験生にとって勝負の期間ともいえる冬休みが近づいてきました。
ここでの頑張りが受験の合否の分かれ目になることも珍しくありません。
志望校まで必要な点数があと少し足りない、という生徒さんにとってはここが正念場といえます。
一方で、既に志望校合格ラインを超えており、このままいけば合格はほぼ確実という生徒さんもいるでしょう。
しかし、そういう場合でも決して油断してはいけません。
1.ライバルたちが一気に点数を上げる可能性が高い
当たり前ですが、自分が勉強しても他のライバルたちも同じように勉強しているため、簡単に差をつけることはできません。
そんな状況で自分はもう大丈夫だと手を緩めると、何人ものライバルに追い抜かれてしまうかもしれません。
そんなことが無いように、しっかり勉強を続けるのが無難です。
2.内申点の分をカバーする余裕を考える
もしあなたが3年生になってから勉強を頑張って志望校の合格ラインを超えたケースなら、1,2年生での内申がライバル達に負けているかもしれません。
今から1,2年の内申を変えることはできないので、その分本番の試験で多く点数を取る必要があります。
そのカバーしなくてはならない点数の分もしっかり考慮しておきましょう。
3.倍率が高くなる可能性がある
毎年出てくるのが、今年に限って自分が受けようとした高校の倍率が高い、という問題です。
1次の倍率の高さを見て、泣く泣く受験する高校を諦めるというケースもあります。
特に、普通科ではない高校を志望校とする場合、定員が少ないため倍率が大きく上がる可能性が高いです。
絶対にこの高校に行きたいと考えるならば、そうした可能性も考えて余裕を持った点数が必要になるのです。
このように、合格できる点数を取れている場合でも決して油断できないのが受験です。
志望校合格に向けて、この冬で一生懸命頑張りましょう!