最初の塾のご説明の際や入塾となった際に、私はお子様に対し「塾をとことん利用しよう!」という考え方をお伝えしています。
受け身にならず、自主性を育むための第一歩として、この言葉をよく使っています。
生徒は、どのように塾を利用しているのか?本日は、その具体例をいくつか書いていきます。
①コピーしてもらう
・学校で配布されたプリントを何回も解きたい!
・一度書き込んでいるから、学校のワークの答えが見えてしまう。
こんな悩みをもっている生徒からは、
「先生、このページの印刷お願いできますか?」
と、要望があります。
特に、数学の関数などでは、何度も図に書き込むことは大切なことです。
②聞いてしまう
・学校で配られた参考書、どこから手をつけたらいいのだろう?
・自分はこの問題が家で勉強していてわからなかった。どうしよう?
塾では、授業中だけでなく、自習時・授業の休み時間・その前後に生徒からよく質問があります。悩んでわからなかったことは、考えすぎずに聞く。自分で考えることも大切ですが、同時に悩みすぎないことも大切ですね。聞いてしまった方が効率的です。
③質問してもらう
・質問したい気持ちはあるけれど、人見知りだから声をかける勇気がない。
声ではない、仕草や視線を合図に先生に気付いてもらい、先生から生徒へ「わからないところあるよね?」と質問してもらう生徒もいます。先生は、仕草や視線で気付きます。声を出す勇気は大変だけれど、手を挙げる・目線を送るなどの動作で気付いてもらい、質問してもらう。これも立派な行動の一つです。塾に慣れてくると声をかけられるようになってくることも多いです。
以上、生徒は、どのように塾を利用しているのか?の具体例でした。
体調不良の方が最近多くなってきています。
生徒だけでなく、ご家族の方もくれぐれもお気を付けください。