大切なテストの日や、部活の大会の日に緊張で腹痛がする……
勉強しようとしても、すぐに眠気が襲ってくる……
そういった悩みは生徒だけでなく、大人も含めた多くの方たちが抱える悩みだと思います。
体質や性格など、どうしようもない悩みのように思えるかもしれませんが、もしかしたら食事によって改善できるかもしれません。
突然ですが、脳腸相関という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
脳と腸は互いに影響しあっていることを表した言葉です。
たとえば、腸の調子が悪くなると脳にも悪影響が出てきたり、また逆もありえたりするのです。
過度なストレスで緊張するとお腹が痛くなるのも、そういった事情があるためです。
つまり腸の環境を良くすることで、脳や気分も良くなるのです。
ダイエットなどで腸活が流行っていますが、メンタルや生活習慣の改善にも大きく役に立ちます。
現代はおいしい麺類などの主食や、お菓子や甘いものが多くあり、糖質や脂質を多くとりやすい環境にあります。
腸内環境が荒れやすくなり、不健康になるだけでなく精神面や勉強にも支障が出てしまいます。
また糖質を多く取ると血糖値が上がり、そこから乱高下することで眠気が出やすいという問題もあります。
頭がよく働くようにチョコなどの甘いものを食べるとよいという話も聞きますが、このように眠くなりやすくなるデメリットもあるのです。
勉強を頑張っているのに、思うようにはかどらない……
そんな悩みがあるときには、無理に勉強を頑張る前に食事を見直してみるのも1つの方法です。
勉強だけでなく運動や健康の面でも良い影響が出ますから、試してみる価値はありますよ。