本日は、ある生徒の授業の受け方について書いていきます。
とある中学3年生の英語の授業の話。
受験に向けて、生徒が入試形式の問題を解き、講師がその解説をしているときでした。
講師の解説で、たいていはその問題でわからなかった単語や熟語・文法を、その問題の下にメモをしますが、
その生徒は、ノートを別に用意しており、分からない単語を上から順に書いていました。
そして、そのわからなかった単語をノートにまとめてメモを取り始めたのです。
とても良い工夫をしていると感心しました。問題の近くにその言葉を書いてしまうと、後で解き直すときに答えやヒントが見えてしまう。さらに、あとでまとめて見返すときにとても便利です。覚えなくてはいけないすべてが、そこに集約しているのですから。
別の生徒は、同じ考えのもと、ルーズリーフにメモをしていました。
そこで、私からのさらなる工夫の提案です。
メモを取る際に、プリントやルーズリーフを半分に折って、折り目をつけておきましょう。
左側に日本語、右側に英語を書くのです。
そうすると、あとで見返すときに、折り目にそって半分に折ると、あっという間に単語テストのできる単語帳・英文法一覧に早変わりします。
授業中はメモ書きにとどめて、自宅での復習時にまとめることも方法のひとつです。
受験前、自習も含め、塾の生徒の勉強の量はどんどん増えています。
次は勉強の質を高めるための工夫。授業を効果的に受ける工夫も生徒にどんどん伝えていきたいと思います。