突然ですが、『悪循環』という言葉があります。
一度悪いことが起きて、その悪いことが切っ掛けで更に悪いことが連続で起きることです。
当然ですが、このようなことになるのは良くないことです。
勉強ではこの悪循環とは正反対の流れを作ることが重要です。
悪循環の反対、『好循環』の流れが重要となります。
悪いの反対だからといって、『良循環』ではありませんよ。
さて、BES塾でもまた、好循環になっていると思われる場面が見られました。
今頃の時期は、夏休み中に実施した中学3年生の実力テストが返却される頃合いです。
ある生徒A君は平均点+150点という大変優秀な成績を残し、3年生の実力テストの中で最高順位を取ることができました。
そして、その生徒と同じ高校を受験する予定のB君の中学校ではまだ実力テストが返却されていませんでした。
A君の中学校ではもう返却されたという話を聞くや否や、どうだったんですか!?と食い気味に質問してきました。
A君本人が居ない時だったので勿論具体的な点数は言えませんでしたが、それでも優秀な結果だったということを伝えると、B君は負けるものかとやる気になっていました。
その後B君とは目標点数に届くために、各教科の目標点数とそれに向けて勉強するべき具体的な単元を詰める話をしました。
このA君とB君は中学校は違えど、同じ高校の合格を目指すライバル関係といったところですね。
勉強とは、「勉めを強いる」と書きます。
つまり普通に勉学に打ち込むのは、誰かに強いられないと行えないくらい辛く大変なものです。
それでも、誰もがより良い将来のために、努力して『勉強』をしているものです。
その辛さを少しでも軽くするには、勉強を頑張る切っ掛けが重要になります。
今回のライバル関係のように、切磋琢磨できる相手が見つかると勉強がとても捗ります。
お互いに高め合っていくような、まさしく『好循環』ですね。
BES塾で行われるテストの貼り出しで、自分に近い点数の名前を見つけて、顔も知らない名前だけ知っている誰かを勝手にライバル扱いするのも良いでしょう。
誰かにモテたいという、他の人が聞けば動機が不純と思われるようなものでも、それが勉強の意欲に繋がるのであればそれでも良いのです。
勉強のやる気が出ないという生徒さんは、まずは勉強のやる気に繋がる切っ掛けを探してみましょう!